次にくるマンガ大賞2024第2位「ルリドラゴン」の面白さを元書店員が語ります。

オススメ漫画!
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集英社が運営する漫画アプリ、「少年ジャンプ+」とデジタル版週刊少年ジャンプで隔週連載をしている漫画、「ルリドラゴン」。
次にくるマンガ大賞2024Web漫画部門にて第2位を受賞している良作なのですが、意外と知っている人が少なかったりもします。
ということで、今回は漫画「ルリドラゴン」というお話のざっくりとしたあらすじと今後の展開、アニメ化はあるのか、など、元書店員が図々しく語っていきたいと思います笑

是非最後までご覧ください!

あらすじ(ネタバレなし)

まずは簡単なあらすじから。

主人公は女子高生の「青木ルリ」。ある朝目覚めると突然ツノが生えていることに気づく所から物語は始まります。
直後母親にその姿を見せると、自分が人間とドラゴンのハーフである事を聞かされます。
当初はただツノが生えているだけの普通の人間の様子ですが、学校生活を送る中でドラゴン特有の能力が垣間見えるようになってきます。
「”普通の人と違う”」そんな事を少しづつ自覚しながら、周囲との関係性も少しづつ変化していき、自分にはどんな能力が秘められているのか、そもそもドラゴンとはいったい何なのかを解明しながら仲間との日常を送るヒューマンドラマです。

物語の魅力

ここからは私の独断と偏見で物語の良さを書いていきます。

「自分は何者なのか」を探す過程が面白い

私が思う「ルリドラゴン」の魅力は「自分は何者なのか」を探す過程が面白いことです。

突如としてドラゴンの能力に目覚めてしまったルリは、自身の特殊能力の制御に苦労します。

事前にどんな能力を持っているのか理解出来ていれば良いのですが、ドラゴンの能力の詳細はドラゴンのハーフである事を告げた母親でさえ分からないもので、普通の高校生活を送る中では足枷になってしまいます。
突然訪れた自身の身体的な変化による戸惑いとその変化によって周囲を傷つけてしまうことの恐怖や葛藤がルリを苦しめますが、そんな時に支えてくれる「友達」の存在に読者の心をいっきに掴んできます。

今の10代20代の人にとって、インターネットは生まれた時から存在するもので、SNSを開けば自分よりも能力が高く、華がある人で溢れている事を強く実感します。

時に、『自分が世の中ではとてつもなくちっぽけな存在で、いかに「普通」な存在であるのかを実感させられる。』

そう感じた経験がある人は多いはずです。

突然の変化によって他人と「違う」事を明確に示されたルリの学校生活。

この他人と「違う」存在の羨ましさと、「違ってても大丈夫だよ」と受け入れてくれる人情溢れる環境がある事への憧れが物語に没入させてくれる要因であり、この作品が面白いと感じる要素だと思います。

何巻まで出ている?

現在、コミックは3巻まで発売されており、3巻発売を記念して「ずっと真夜中でいいのに。」とのコラボ動画がYoutubeで公開されています。
音楽に合わせてヌルヌル動くルリのダンスは手書きアニメーションならではの良さが溢れていて、思わず踊りたくなるような振り付けです!

今後の展開

現在、連載が止まっていますが、公式Xによると、7月から連載が再会するとの事です。

続きが気になる!!!!

アニメ化はあるのか?

過去の受賞作から傾向からすると、全然あると思います。

ジャンプ公式YouTubeチャンネルでは、漫画の作画とコマ割りはそのままに、声優さんが声をあてて公開するボイスコミックが幾つか投稿されています。

ボイスコミックとして公開された作品はアニメ化される傾向にあるので、ボイスコミックが投稿されている「ルリドラゴン」のアニメ化の確率は高いと考えています。

あとは、原作がどれだけストックを作れるかにもよりますね。

公式からの続報を期待しましょう!!

どこで読める?

2025年6月現在、ルリドラゴンが読めるのは以下の通りです。

で読む事が出来ます。

まとめ(まだ読んでない人は今が超ベスト)

いかがだったでしょうか。

今回は漫画「ルリドラゴン」について、元書店員の立場から少し分析チックな魅力を書いてみました。

連載は7月まで休載ですが、コミックは3巻まで出ており、今から読み始めれば連載再開に合わせてベストなタイミングで追いつけるので、是非上記のリンクを参考にしながら読んでみて頂ければと思います。

それでは、今回の記事はこの辺で!

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