こんにちは!げんからんです!今回はこれまで300組以上の芸人にネタを考える
「ネタのゴーストライター」を行っている「芝山大補」さんの著書『おもろい話し方』を紹介します!
出版7か月で重版10刷が決定したヒット本で、人気Vtuber胡桃のあさんにも読まれている会話の新しいバイブル本です!
元芸人でもある芝山さんならではの視点から語られる「ちょっとした会話のコツ」の数々は非常に興味深く、今日から即実践できるものも多い為、とても勉強になります。
『おもろい話し方』の重要な要点にスポットを当て、誰にでもその内容が分かりやすく、
3~5分で読める内容に要約をしましたので、是非最後まで見てくださいね!
それではいってみよう!!
第1章 誰とでも会話がはずむ 「おもろい人」の話し方
第1章では「初対面の人と会話が続かない」「仕事先の人と会話が盛り上がらない」といった悩みを解決する為のテクニックが記されています。
この章で重要なのは2点。
・会話のハードルを下げる
・トークの3種の神器
会話のハードルを下げる
特定の相手や環境で話が盛り上がらない原因は「中身のある話をしなくてはならない」と思い込んでいるからということが挙げられています。話しやすい人ほど天気の話などの中身のない話を織り交ぜて相手の心理的な壁をくずしているのです。
トークの3種の神器
擬音・比較・自分の気持ち を話に取り入れることが2点目です。
ここでは分かりにくい、擬音と比較について触れていきます。
擬音は「キキィー」とか「ドーン」といった効果音のようなものです。それを話の途中に挟むことで臨場感が増し、相手からの興味を惹くことが出来ます。
比較はここでは「普通」と比較することだと記されています。「普通なら○○するじゃないですか?、でもこんなことがあったんですよ!!!」と前置き的に使用することで後のこんなことが際立つのです。
第2章 「リアクションの極意」
第2章では相手の話の聞き方にフォーカスした章になっています。ここでは「5つの良いリアクション」として以下の5点が紹介されています↓
・大きく相槌を打つ
・オーバーリアクションぎみに気持ちを伝える
・共感を伝える
・「オウム返し」で話のポイントを際立たせる
・話し終わりに「余韻」をつくる
「話し終わりに「余韻」を作る」というのは、相手の話を聞き終わった後に間髪入れずに自分の話を始めるのではなく、『なるほどなぁ』とか『はぁ~!それはすごいなぁ』といったリアクションを入れてから会話を続けていくというものです。
おもしろい人は、リアクションで相手の話のおもしろさを際立たせたり、意外性のある一言を返して笑いを取ったりし、場を盛り上げるのだと記されています。
第3章 「ツッコミ」のお作法
ここでは「会話の最強の武器」として「ツッコミ」の極意が記されています。
ネタ作家さんならではの章ですね!
芝山さんは「ツッコミ」を「コミュニケーションにおいてツッコミほど好かれる(重宝される)スキルはない」と言い切るほど、会話を盛り上げるためのスキルとして高い立ち位置にあるものとして捉えているようです。
この章でのポイントは以下2点です。↓
・ツッコミとは違和感探しである
・ツッコミは限られた人にしか出来ない技ではない
ツッコミとは違和感探しである
芝山さんは「ツッコミ」とは「間違い探し」であり、「違和感探し」であると述べています。
具体的には、
店員:おひとり様ですか?
自分:はい、ひとりです。
店員:おひとり様ですか?
というような会話があったとして、店員が2回も聞くのはおかしいな。。。という誰もが抱く違和感や非常識な部分を「常識」の視点で際立たせていく。
ということがツッコミの基本的な役割で、「おもしろさ(違和感・非常識さ)を際立たせ、相手の失敗やすべりを笑いに変えてあげる」のがツッコミの正しい在り方であると記されています。
ツッコミは限られた人にしか出来ない技ではない
ツッコミの概要を知った上で、それを実践しようとすると、「自分のキャラではないしなぁ。」とか「難しそう、、」と感じる所ですが、芝山さんはツッコミが上手い人に共通するポイントを見つけ出し、誰にでもツッコミが出来るように紹介しています。
その共通のポイントとは、
・ツッコミに優先順位を付けている
・キレのある台詞でツッコんでいる
・適切な「間(ま)」を考えている
です。
これらを実践することで、誰にでも簡単なツッコミを行うことが出来るようになるようです!
(私もやってみようーー!)
第4章 「すべらない話」秘伝のレシピ
第4章では持っているといざという時に役立つ「すべらない話」の作り方やその話し方について詳しく記されています。
すべらない話のネタの探し方
ポイントはちょっと面白い瞬間をキャッチし、”ちょい盛り”するという事です。
面白い瞬間の探し方としては、
・「ギャップを感じた瞬間に注目する」
・「”失敗”をメモする」
などです。
ギャップを感じた瞬間というのは、麒麟川嶋さんのエピソードの「普段家では厳格な父が会社では下ネタを言うようなキャラだった」のようなものです。
失敗をメモする理由は失敗談は笑いを取りやすいからというのが挙げられます。
それらを組み合わせて日常の笑いを見つけ出し、それを絶妙に盛るということがすべらない話を作り出すポイントであると記されています。
まとめ
最後に、こちらの本の概要をまとめると以下の通りです。
・「おもろい話し方」をするには会話のハードルを下げて、トーク3種の神器を活用する!
・「おもろい話し方」をするには「リアクション」も重要!
・「おもろい話し方」をするには「ツッコミ」を活用する!
・「すべらない話」は日常のちょっとした笑いを「ちょい盛り」して作る!
です!
いかがだってでしょうか?
今回はネタ作家の芝山大補さんの「おもろい話し方」を紹介しました。
ネタ作家という新しい視点から会話のノウハウや話題の作り方が記されたこちらの本から学べることは沢山あったように感じます!
尺の都合上、全てを書ききることは出来ませんでしたので、今回の記事を見て気になった人は是非お手に取って読んでみてくださいね!!
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それでは今回はこの辺で!!バイバイ!!!
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