こんにちは。げんからんです。今回は商品レビューをしていきます。
配信や宅録が日常になりつつある現代で必須のマイク。
そのマイクを支える選択肢として「マイクアーム」の使用が一般的になっている現在ですが、マイクアーム界の革命とも呼ばれた「Elgato Wave Mic Arm LP」を紹介していきます。
正直、Youtubeや他ブログでこの手のレビューは溢れるほどあるのですが、中身を覗いてみると絶賛のものもあれば、使いづらいといった否定的な意見も見受けられます。
ということで、今回はこのマイクアームの使い勝手を確認しつつ、果たして本当に価格と性能のバランスが見合っているのかを見ていきたいと思います。
購入の経緯
さて、まずは購入の経緯です。
最近、マイクを買い替え、ShureのSM4というマイクを購入しました。
私のマイクの使用目的は音楽制作を目的としたボーカルの録音と、ギターの収録です。
DTMを行う際、マイクを使用しますが、常にマイクを使用するわけではないので、使用しない時は出来るだけコンパクトになるマイクアームを探していた中で「Elgato Wave Mic Arm LP」に辿り着きました。
ただ、新品だと¥15,681、、、。
まぁまぁのお値段がするんですよね。。。
そんな中メルカリを覗いてみるとほぼ新品同様で約10,000で出品されていたものがあったので、購入。
導入に至ったという訳です。
マイク装着時の見た目
Shure SM4を装着した時の外観はこんな感じ。↓
第一印象は「スマート」ですね。
マイクアームと言えば、配信者が上から吊り下げて「部屋にマイクありますよ!」って雰囲気がバリバリ出るものだと思っていましたが、これは設置しても部屋の印象はほぼ変わらなかったです。
設置も一人で容易に出来ました。

良かった点
- コンパクトに畳めるので、デスクの省スペース化になる
- 作りがしっかりしていて、マイクの位置が安定する
- ケーブル収納がしやすい
コンパクトに畳めるので、デスクの省スペース化になる
前後左右上下、360°の可動領域があり、特別大きなサイズ感でも無いので、デスクの見た目がスタイリッシュになる事が一つ目のメリットです。
DTMerはデスク周辺がごちゃつきがちという印象が個人的にはあるのですが、この商品はそれを解決することが出来そうです。
作りがしっかりしていて、マイクの位置が安定する
ここは流石のエルガト製という所かと思います。
マイクの位置を移動させてもピタっと止まります。
徐々に垂れ下がってくるような事はありません。
マイクの位置を頻繁に動かさない人であれば、摩耗して垂れ下がるような事も少ないでしょう。
ケーブルが収納しやすい
こちらのマイクアームはアーム内にケーブルを収納することが出来ます。
その収納方法がシンプルで良いです。
なんと「磁石式の蓋を外す」だけ。
これは非常に便利です。
収納幅もXLRケーブルであれば問題なく入るスペースがあるので、ここもGOODです。
ただ、マイクを動かす場合、アームと一緒にケーブルも巻き込みながら移動する為、ケーブルは余裕を持った長さを購入した方が良いと思います。

イマイチだった点
- マイク可動域に高いものが置けない
- 上下方向への動きは苦手か
- 新品は少し高い、、?
マイク可動域に高いものが置けない
事前にYoutubeのレビュー動画で確認してはいましたが、LPはコンパクトに収納できる一方で、使用時はマイクの可動半域内にマグカップ等の小物は置くことが出来ません。
この点は吊り下げ式の方が良いかもしれませんね。

上下方向への動きは苦手か
横方向の動きは滑らかで文句の付け所がありませんが、上下の動きは若干課題がありそうです。
というのも、上下方向の動きを司る関節の固定力はネジで調整するからです。
ポジションをがっちり固定するためには上下方向の関節ネジを回しきる必要があり、緩めると垂れ下がってきてしまいます。
その為、上下方向の動きを行う際は毎度ネジを緩めてから動かすことになるので、若干面倒かなと思います。。
(これ、もしかして個体差…?不良…?)

新品は少し高い、、?
品質、性能共に非常に満足度の高いマイクアームですが、新品価格が15,681という所は少しネックかなと感じました。
私は運よく中古で¥10,000で購入出来ましたが、新品でも絶対買うべきだ!と言えるかというと微妙なところかもしれません。
エルゴトロンのモニターアームがセール時には¥15,000くらいの価格であることを考えると、考えどころかもしれません。
まとめ(高いがその実用性は確か。中古で見つけられればベスト)
まとめです。
今回は人気商品、「Elgato Wave Mic Arm LP」を紹介しました。
これまでのマイクアームの常識を打ち破った画期的な商品ですが、価格面を考慮すると、中古品でも充分だなというのが正直な感想ですね。。
それでも宅録やDTMをやっている方には省スペースで超おすすめのマイクアームですので、是非チェックしてみてください!
ということで、今回はこの辺で!
バイバイ!